名入れの梛の押し葉の熊野紙包みの受注製作を始めました。
熊野産の和紙「音無紙（おとなしがみ）」にお子様のお名前を印刷して、梛（ナギ）の葉を包みます。
音無紙は和歌山県田辺市本宮町産の和紙。熊野紙とも呼ばれ、熊野本宮の牛王神符（護符）にも使われたと考えられます。
名入れの梛の押し葉を何十年も持ち続けてくださる方々がいるかもしれないと考えると、洋紙よりもはるかに寿命が長い和紙で包むほうがよいだろうとは以前から思っていました。
ですが、トレーシングペーパーと比べると和紙はかなり価格が高く、かといって梛の押し葉のお値段をそれほど高くすることもできないだろうと思っていて、作る際にミスをした場合に利益がかなり薄くなるので、これまで行わずにいました。
しかしながら名入れの梛の押し葉を何十年も持ち続けてくださる方々がいるかもしれないと考え、名入れの和紙包みも受注製作も行うことにしました。
よろしくお願いいたします。